このブログでは、”美容師実技試験で準備するものってどんなものがいいの?”などと疑問に思う方の悩みを解決する糸口をご案内しています
例えば、学校で習っていても、これから自分で勉強して合格を目指そうという方にとっても、美容師国家試験で準備するものを調べて詳しい解説がなかったりするので、”どれを準備していいのか、どんなものが好ましいのかよくわからない””自分で用意するのが不安”という思いになってしまう方もいると思います
そこで、今回も準備物についてできる限りわかりやすく解説して、自信を持って受験していただけるお手伝いができればと思っています
私自身が実際にブランクのある方などに対し、実技試験の指導をさせていただいて合格してもらった時の指導内容などをもとに、これからもブログを更新していこうと思います
そして、このブログ内容を参考にしていただいた皆さんが、準備を的確に行うことができ、そこでの減点が無いようにしていきたいと思います
それでは、前回の続きで”第一課題の準備物”について解説していきます
第一課題”カッティング”の準備について
カッティング試験の準備物については、現在以下のようになっております
- モデルウィッグ用取り付け金具
- 器具皿
- スプレイヤー
- 除菌用ウェットティシュ
- 敷物(ビニール製)
- 雑巾
- 汚物入用透明ビニール袋
- 救急ばんそうこう
- モデルウィッグ
- カッティングシザーズ
- コーム
- ダックカールクリップ
- 乾燥タオル
前回は雑巾まで解説しましたので、今回は”乾燥タオル”を解説していきたいと思います
乾燥タオルについて解説
現在の受験案内にはこのように記載されています 受験案内記載箇所(試験研修センター)
・白色又は淡色で無地のもの
・「消毒済」と表示した透明なビニール袋に収納すること
・準備数は最低2枚
上記3点の記載(2021年10月)がありますが、詳しく解説していきたいと思います
濡れているタオルはNG
名前の通り、乾燥タオルであることが大切です
試験の際に、”モデルウィッグの顔面拭き取り”の作業があります
これは、実際の技術をモデルウィッグに施したのちに、モデルウィッグの顔面に付着している毛髪や水滴を乾燥タオルで拭き取る作業になります
顔面拭き取りの出来不出来を以下の審査内容で審査員が確認をします
モデルウイッグの顔面拭き取りが不十分なため、毛髪や水滴が付着している。 (10点)
上記のことが、顔面を拭きあげた際に求められていますので、水滴を十分吸水できるように衛生的に乾燥した状態のタオルを用意してください
消毒済と表示した透明なビニール袋に乾燥タオルを入れる
乾燥タオルの準備方法は”消毒済と表示した透明なビニール袋に入れる”ことです
以下の審査の内容(2021年10月現在)のため、透明である必要があります
審査番号 13 用具類の衛生状態(20点) 用具類は、清潔なものを用意することとしており、すべての用具類の衛生状態及びタオル 類の規格は、衛生実技試験委員が審査します。 【遵守事項】 ○ 用具類は消毒済で清潔なものであること。 ○ タオル類は、白色又は淡色で、消毒済のものであること。 ○ カッティング作業により毛髪等が付着した消毒済器具皿は、汚れを拭き取ってから第 2課題又はシェービング等に必要な消毒済器具を収納すること。 【ポイント】 ○ 未使用の用具類の衛生状態及びタオル類の規格適合状況を審査します。 【審査対象】 ● 消毒済器具皿が汚れている場合 ● 未使用の用具類が汚れている場合 ● タオル類が白色又は淡色でない又は汚れている場合 【留意事項】 ☆ カッティング作業で使用し引き続き使用する用具類又は準備で使用した用具類の汚 れは審査対象としないでください。 ☆ 布で拭くと布に付着する程度の錆は、汚れとみなします。
上記審査内容のように、試験ではタオルの色と汚れの有無を確認されるため、乾燥タオルを収納する袋は透明である必要があります
また、色については、ほとんどの学生が白色を用意してきます、もちろん汚れなどがないものです
乾燥タオルは、汚れがない白色のタオルを用意しましょう
準備数は最低2枚は必要
受験案内に記載されている数量は最低でも準備していないといけない数量ですので、準備するようにしましょう
まとめ
今回は乾燥タオルについて解説していきました、タオルは以下のものを用意していきましょう
・乾燥している
・汚れがない
・白色である
・第一課題で最低2枚用意する
以上の点です!
今回で第一課題の準備については以上になります、最後まで読んでいただきありがとうございました!参考になれば嬉しいです!
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